5/26発売、雑誌「Hanako」パフェ特集の監修をしています。
- 2016/05/24
- 23:33
5月26日発売の雑誌「Hanako」にて、パフェ特集の監修をさせていただきました。
http://magazineworld.jp/hanako/hanako-next-1110/
パフェ特集は30ページ超えの内容で、フルーツ、パティスリー、テイクアウトのパフェほか、雑誌の数ページの特集では扱えないようなパフェまでを載せた、自分としてもとても満足のいくラインナップとなっています。
美しく、おいしそうなパフェ。あるいは、楽しそうなパフェがたくさん載った、首都圏を中心に発行している雑誌の中では、近年まれにみるパフェ特集だと思います。
編集さん、カメラマンさん、ライターさんなど、携わった皆様に深く感謝申し上げます。
まだ世に出ていないパフェもあって、私自身も食べていないパフェがいくつもあり、これから食べるのが楽しみです。
私が文章を寄せているものとしては、「パフェ小旅行日記」で、東京から少し離れたお店のパフェを紹介しています。
また、パフェグラスとスプーンについてのコラムと、パフェのイラストを寄せております。こちらもぜひご覧ください。
典型的なパフェイメージを核として、個々のパフェはその核からの引力を受けながらも、新しいパフェイメージを生み出すべく、それぞれの距離を取って存在しています。
たとえばその核というのが、「縦長の器に入った、アイスや生クリームやフルーツを飾り付けたデザート」だとして、器も、中身も、目的も、この核に沿ったものである必要がない、そんな自由度がパフェの魅力です。
自分自身はおいしいパフェを作れるわけもなく、ただただパフェを生み出す創り手の方々には尊敬の念しかないのですが、願わくば、この雑誌をパフェの創り手の方々もご覧になって、そこから新しいインスピレーションを得て、さらに独創的なパフェの世界を生み出していってくれたら幸せです。
この特集では、もちろん自分がおすすめできるパフェを紹介している以上、それなりに値が張るパフェが並んでいます。最高額はおそらく3000円でしょう。
先日のラジオでも経験したように、そこに対する反応は当然、「高い」ということになります。
ですが、逆に自分はどんどん高くてよいパフェが出てくればよい、と考えています。
安さを求めれば質は下がるばかりで、文化的にも衰退していってしまいます。
よいパフェは、(あるいはよいフルーツは、ということも言いたいのですが、)それを認めて、それにお金を払う人が多ければ、文化として定着し、またよりよいパフェを生むという循環の中で、文化的成熟を迎えることができるでしょう。
1000円台のパフェが、高くないという認識を持ってもらうこと。
「パフェ評論家」としては、それが目下の大きな目標となっています。
まあ、それはさておき。
Hanakoを読んで、どんどんパフェを食べに行きましょう!
http://magazineworld.jp/hanako/hanako-next-1110/
パフェ特集は30ページ超えの内容で、フルーツ、パティスリー、テイクアウトのパフェほか、雑誌の数ページの特集では扱えないようなパフェまでを載せた、自分としてもとても満足のいくラインナップとなっています。
美しく、おいしそうなパフェ。あるいは、楽しそうなパフェがたくさん載った、首都圏を中心に発行している雑誌の中では、近年まれにみるパフェ特集だと思います。
編集さん、カメラマンさん、ライターさんなど、携わった皆様に深く感謝申し上げます。
まだ世に出ていないパフェもあって、私自身も食べていないパフェがいくつもあり、これから食べるのが楽しみです。
私が文章を寄せているものとしては、「パフェ小旅行日記」で、東京から少し離れたお店のパフェを紹介しています。
また、パフェグラスとスプーンについてのコラムと、パフェのイラストを寄せております。こちらもぜひご覧ください。
典型的なパフェイメージを核として、個々のパフェはその核からの引力を受けながらも、新しいパフェイメージを生み出すべく、それぞれの距離を取って存在しています。
たとえばその核というのが、「縦長の器に入った、アイスや生クリームやフルーツを飾り付けたデザート」だとして、器も、中身も、目的も、この核に沿ったものである必要がない、そんな自由度がパフェの魅力です。
自分自身はおいしいパフェを作れるわけもなく、ただただパフェを生み出す創り手の方々には尊敬の念しかないのですが、願わくば、この雑誌をパフェの創り手の方々もご覧になって、そこから新しいインスピレーションを得て、さらに独創的なパフェの世界を生み出していってくれたら幸せです。
この特集では、もちろん自分がおすすめできるパフェを紹介している以上、それなりに値が張るパフェが並んでいます。最高額はおそらく3000円でしょう。
先日のラジオでも経験したように、そこに対する反応は当然、「高い」ということになります。
ですが、逆に自分はどんどん高くてよいパフェが出てくればよい、と考えています。
安さを求めれば質は下がるばかりで、文化的にも衰退していってしまいます。
よいパフェは、(あるいはよいフルーツは、ということも言いたいのですが、)それを認めて、それにお金を払う人が多ければ、文化として定着し、またよりよいパフェを生むという循環の中で、文化的成熟を迎えることができるでしょう。
1000円台のパフェが、高くないという認識を持ってもらうこと。
「パフェ評論家」としては、それが目下の大きな目標となっています。
まあ、それはさておき。
Hanakoを読んで、どんどんパフェを食べに行きましょう!
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